- 飲用脱気水って何? -
「脱気水」とは聞きなれない言葉ですが、実は現在では、多くの食品メーカーで清涼飲料水やコーヒ、ビール、お酒などの原水にしたり、また、ご飯や煮物などの調理用水として使われており、多くの方が間接的には既に口にしている水なのです。
「脱気水」の正体は簡単なものです。水の中に溶け込んでいる空気を抜いた水をそう呼びます。
「エ〜 水の中に空気があるの?」と思われるかも知れません。が、私達が生活の中で「水」と呼んでいる無色透明、無味無臭の物質は、「H2O」という構成しか持たない単純なものではなく、自然の循環のなかで、様々な物質が混ざり合っており、気体(空気)もその中に溶け込んでいます。
水の中に溶け込んでいる気体は、酸素の他、窒素や二酸化炭素などがありますが、問題は酸素が溶け込んでいることにあります(約8mg/L)。
鉄は空気中よりも水に触れるところにある方がよく錆ますが、これはこの水に溶け込んでいる酸素が原因なのです。酸素はこのように鉄を錆びさせますが(「酸化」と言います)、鉄以外の物質があればこれと結び付いて相手を劣化させます(これも「酸化」です)。そこで、水から酸素を抜いておけば、物質の劣化を防ぐことができるのではないか、というのが「脱気水」の原点です。先程の清涼飲料水やコーヒーなどはこのような原理で味や品質を保つために脱気水を使用しています。
水に溶け込んでいる有機物、無機物は各種のろ材(フィルタ)によって、一部あるいは場合によってはほとんどを取り除くことが可能ですが、気体(空気)は普通のろ材(フィルタ)では取除くことができません。
ダイヤエアレスウォーターは、飲料水、調理用他ご家庭で簡単に脱気水を作れる飲用脱気水器です。
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